稲刈り

昨日は、宇都宮LABOに隣接する、自然農の田圃の稲刈りへ一同で赴くことに。
台風19号の影響を案じながら現地に入ると、実りが遅い時期となる晩生(おくて)の品種「あさひのゆめ」は台風襲来前に刈り取ることができなかった為に、既に刈り取りを終えた、上段の田圃から、大水によって流された稲わらの下敷きとなり、1割程が倒されている状態であった。
田んぼ始めは、「どこから手をつけたら良いものか・・・」というじょうきょうであったが、コンバイン(稲刈り用の機械)では刈り取ることが困難な、傾いた稲を刈り取り、稲架に干すことに。刈った、稲を纏めて肩に担ぎ、「カッサ、カッサ、カッサ」と心地よい音を立てながら、稲架の傍まで運ぶ。

稲架掛け稲の束を、切った根本付近を束ねて麻ひもでくくり、8対2程の割合で、束を割き、稲架に穂を下にして、稲架に掛けてゆく。
1本分の稲架いっぱいに稲を干したところで、正午も回り、お腹もすいたので、拠点に戻り昼食の準備に。
羽釜でお米研ぎ羽釜でご飯を炊き、用意したおかずと共に食べ始めると、野鳥のさえずりも心地良い青空の下という環境も相まって、普段よりも多めに食べ過ぎてしまい、代表の白田はいつの間にか椅子の上で睡眠入り。
昼休みからのウォームアップを兼ねて、裏庭に隠しおいていた原木で大きくなり過ぎた椎茸を採取したり、庭木の柚子に木に梯子をかけて、柚子狩りを。
お土産に持ち帰った柚子を、今日は柚子胡椒に仕上げて、自作ラベルの瓶に詰め、焼いた原木椎茸に添えていただきました。 いつまでも昨日の藁の香りが柚の香りとともに部屋に満ちていた週末でした。

薪ストーブ

このたびの台風15号ならびに台風19号で被災された方々には心からお見舞い申しあげます。また、復興にご尽力されている皆様には、安全に留意されご活躍されることをお祈りいたします。
弊社事務所併設の建屋内に設置した薪ストーブに、今シーズン初の薪ストーブに火を入れさせていただくことができました。
私たちが太古から慣れ親しんできた「火の在る暮らし」についても、今後の日本での暮らし方における一つのスタイルとしてご提案させていただくことができればと思います