ピザ窯づくり

使わなくなった大谷石のブロックと耐火煉瓦を利用して、子供達とピザ窯をつくってみました。
ピザ窯といっても様々なスタイルがあるようですが、今回は設置場所にもゆとりがあり、土台部に利用する大谷石ブロックも大き目であったので、少し大きめのサイズに。
ピザ窯の基本的な原理・構造はいずれも共通であり(図)、熱をしっかりと燃焼室内で循環させるか、使い勝手をどう考慮するか。
先ずは、大谷石ブロックのサイズから建物でいう床面サイズを決めて、設置場所の地ならしから。
基礎の作り方も様々ですが、手間と材料費のかからない、極太(径10mm)のワイヤーメッシュ利用することに。
地ならししながら、ワイヤーメッシュを置き、水準器をあてながら、場の水平面を出して行きます。
水平が出たところで、ワイヤーメッシュの水平が崩れないように土で微調整をしながら、ワイヤーメッシュ表面だけが顔を出すように土に埋める。
その上に土台の一段目にあたる大谷石ブロックをコの字型にバランスを考えて寝かせて積み、更に二段目を積む。
三段目を積み上げる前に、ワイヤーメッシュを二段目と三段目の間に挟み込むことに。
三段目を積み上げるところまでは、重量物を扱うこともあり、大人二人だけで約半日の作業でした。
土台部の上に渡した、L字型鋼材を利用して、燃焼室を耐火煉瓦に、今回タイミング良く入手することができた溶岩プレートを利用して、組み上げてゆく。
ここからは子供達にもモルタル煉から手伝ってもらいながら、隙間を埋めながら組み上げてゆきます。


ピザを燃焼室に出し入れする開口部も様々な仕上げがあるが、今回は簡便に、バーベキュー用の鉄板プレートを利用して。
一晩モルタルを乾燥させて、翌日は徐々に窯の温度を上げながら試し焼き。
協力者のおかげもあり、農園で採れたてのトマトを利用し、ボリューム満点・美味しさ満点のピッツァを焼き上げることができました。

実物はかなり無骨ですが、宇都宮営業所にて皆様をお待ちしています。

リムでは、庭の活用方法についてのご相談からアドバイス、施行まで対応させていただきますので、お気軽にご相談下さい。

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